Allergyアレルギーのしくみ

アレルギーのしくみ

人の体には細菌やウイルスなどの異物が侵入した時に外敵を攻撃しようとする免疫機能が本来的に備わっています。しかしこの免疫機能に何らかの不具合があり、食べ物や花粉など体に害のない物質まで有害と認識して過剰に反応してしまった結果、様々な症状が起きてしまうのがアレルギーです。

アレルギー反応は抗体が体内で作られる際の異常によって発症するとされており、これによってアトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎、食物アレルギーなどのアレルギー疾患が見られるようになります。

※6歳未満の小児の方の採血は対応できるスタッフ数の都合上土曜日に限定させていただきます。
※6歳以上のお子様に関しても暴れてしまう方の場合日を改めさせていただくことがございます。

Allergyアレルギー科にかかる際のお願い

初めて受診される際には、下記のような内容をご準備いただくと診療がスムーズに進められます。

  • 初めて症状が出た時期
  • 症状の具体的な内容
  • 症状が出たきっかけ
  • その後の症状の経過
  • これまでにかかった医療機関
  • これまでに受けた検査・結果
  • これまでに使用してきた薬
  • 家族にアレルギーの方がおられるかどうか
  • ペットの有無 など

Disease主な取り扱い疾患

食物アレルギー

食べ物が原因となって引き起こされるアレルギーが食物アレルギーです。食物アレルギーの症状は、じんましんなどの皮膚症状、喘鳴(ゼーゼー・ヒューヒューする)などの呼吸器症状をはじめ、目や鼻、消化管などにおける症状も見られます。
原因となる食べ物には、卵、そば、魚、乳製品、小麦などが知られています。乳児期の場合、成長するにつれて耐性を獲得し、アレルギーが出なくなることが多いですが(食物の種類によって耐性の獲得しにくいものもあります)、成長してから発症した場合はその可能性が低くなります。
治療としてはまず、原因となる食物を特定することが大切です。アレルゲンとなる食物は非常に多岐にわたっていますので、血液検査や皮膚テストなどのアレルギー検査に加え問診を行ったうえで、診断します。

金属アレルギー

金属アレルギーは接触皮膚炎のひとつで、特定の金属に接した部分に赤いブツブツや皮膚の盛り上がり、水疱ができ、強いかゆみや痛みを伴うものです。アレルギー症状を引き起こしやすい金属としては、ニッケル、クロム、バナジウム、コバルトなどがあげられます。
症状改善のためには原因となる金属を極力使用しないことが重要です。金属はピアスやネックレス、指輪、腕時計、眼鏡などのアクセサリーや、ジッパーやホック、ワイヤーなどの衣料関連、調理器具、歯科治療用の詰物や一部の食品にも含まれており、私たちの生活に欠かせない物質といえます。そのため金属を完全に排除することは難しいですが、原因となりにくい金属(金・銀・チタンなど)に変えるのも効果的です。
当院では日本人に多いアレルゲン(アレルギー原因物質)を24種類を調べるパッチテストパネルを用意しています。検査希望の方はお気軽にご相談ください。その他の原因検索につきましてもご相談ください。

花粉症・アレルギー性鼻炎

何らかのアレルゲンを吸入することにより、抗原と抗体が鼻の粘膜で反応して鼻症状を引き起こすのがアレルギー性鼻炎です。一般的な風邪とは異なり、のどの痛みや熱などは伴いません。
通年性のアレルギー性鼻炎の主な原因はハウスダストです。家のほこりやダニの糞・死骸が代表的ですが、ペットの毛、フケ、カビも原因となります。スギ花粉やヒノキ花粉などが原因となる花粉症もアレルギー性鼻炎の一種です。症状は主に目と鼻に現れ、くしゃみ・鼻みず・鼻づまりが3大症状です。通年性では一年中、季節性では毎年決まった季節に症状が出ます。
症状を軽快させるには、家のほこり、ダニの糞・死骸、ペットのフケやカビなど、アレルギーの元にできるだけさらされないようにすることです。こうした対策を講じた上で、抗アレルギー薬の内服や鼻スプレーで症状を抑えていきます。
スギ花粉やダニのアレルギーに関しては体を慣れさせる舌下免疫療法も行っております。また季節性アレルギー性鼻炎に対して効果的な注射の治療法もありますのでお気軽にご相談ください。